2009年10月30日

食中毒に対する危機管理

食品の安全が保障されない時代というのが、2000年代後半を象徴する表現かと思います。
消費期限が切れた物を、普通の期限内の商品として出される。
海外から輸入した商品を、国内の商品と偽って店頭に並べる。
こういった問題がようやく明るみになりましたが、恐らくはもっと前から日常的に行われていたのでしょう。

このような問題の一番の悪影響は、子供やお年寄りが食中毒で命を落としかねないということです。
強力な毒でも入っていない限り、成人した大人は死ぬということはないかもしれませんが、免疫力の低い子供やお年よりは別です。
食品偽装によって農薬が混入した商品を食べ、意識不明の重体に陥った餃子事件のように、死者が出ても一向におかしくない問題なのです。

食中毒について、いくつか検証してみましょう。
食品の安全を考える上で、食中毒とはすなわち最悪の事態です。
食品の安全を確保する為には、食中毒を絶対に起こさない事が大前提です。
つまり、消費期限の切れた食品を食べたり、農薬が混入されている可能性のある商品を売るというのは、その最低限のことすら守れていないことになります。

食中毒には、細菌性のもの、ウイルス性のもの、科学性のもの、自然性のものがあります。
食品の偽装によって起こりうる食中毒は、細菌性と化学性食中毒がほとんどです。
これらの食中毒は、症状によっては死につながります。
それくらい危険なものだというのを、諸外国であったり、一部の日本人が理解していない事こそ、最大の問題点と言えるでしょう。
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2009年10月28日

現代社会における食の安全とは

食品の安全が完全に確保できなくなっている現代。
このままだと、未来はどうなってしまうのでしょう。

まず、冷凍食品の市場がかなり痛手を負っていますが、この流れは更に加速する可能性が高いと言えます。
冷凍食品は、どうしても食品の安全上グレーゾーンが多く、問題が起こる可能性が高い商品です。
簡単に言ってしまえば、凍らせる事でごまかせる部分がたくさんあるからです。
まじめに作っているほとんどのメーカーにとっては、あまりにも悲しい現実ではありますが、かなり厳しい立場にいると言わざるを得ないでしょう。

冷凍食品が日本から消える可能性は、ないとは言い切れません。
ですが、一方で安価な冷凍食品を望む声は今もなお根強く残っています。
改善は難しいかもしれません。

同様に、スーパーなどのお惣菜コーナーもかなり厳しくなってきます。
すでに賞味期限の切れた物を売る為の方法として行っているのではないか、という疑いの目が向けられているからです。
こうなると、売り上げにも響きますし、その惣菜をおいているというだけでスーパー全体が悪い目で見られる可能性もあります。
とはいえ、弁当や惣菜をスーパーで購入する人は依然として多いことから、今後消えるという可能性もかなり薄いといえるでしょう。

加えて、産地に関しても、表記は徹底されていくでしょう。
すべての商品に詳しい産地が表記するのはかなり難しいので、バーコードにその情報を取り入れ、レシートに出力される、などの方式が取られる可能性があります。
長々と続くレシートを延々と見ていくことになるでしょう。
あるいは、携帯で見ることができるようなシステムが作られるかもしれません。

こう考えると、食品の安全の未来はなんとなく見えてきます。
変わるのは消費者への負担で、体質自体はさほど変化がないという可能性が高いです。
食品の安全とは、そういう問題です。
ですから、国に守ってもらおう、メーカーを信用しようと思わず、自分で判断していくという流れになっていくでしょうし、それが一番自分と家族を守る最適な手段なのかもしれません。
posted by フード at 10:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 食品の安全 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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