2010年02月22日

酸化防止剤の安全性

食品の敵として、酸化という現象があります。
よく酸化=腐るという印象を持っている方がおられるかもしれませんが、そうとは限りません。
また、酸化防止剤と保存料を同じものと考えている方も結構いるようですが、両者は確実に違います。

保存料は、食品を長持ちさせるためのもので、腐るのを防ぐ効果があります。
一方の酸化防止剤は、酸化を防止し、酸が浮いてこないようにする働きがあるのです。
よくセットで扱われるこの両者には、明確な目的の差があります。

酸化防止剤は、どちらかというと外見を整えるための添加物です。
酸が浮くことで、見かけが非常に悪くなる事があり、それによって消費者が腐っている、劣化している、あるいは不良品なのではないかと判断するのを防ぐためです。
酸化する事で起こる現象としては、主に変色や風味の変化です。
これらを見た場合、やはり消費者にはあまり良い印象を与えないのが実情でしょう。

しかし、最近では食品の安全を考慮し、酸化防止剤をあえて使用しない食品も増えています。
その場合、注意書きに「色が変わる場合がありますが、内容にはまったく影響がありませんので安心してお召し上がりください」といった旨の表記がなされることが多いですね。
こういった表記を見たら、酸化防止剤が使われていない食品と判断していいかと思います。

この酸化防止剤は、エリソルビン酸ナトリウムや亜硫酸ナトリウムなどのように、あまり体によくないとされる化学合成物質が含まれる一方、ビタミンCやビタミンEを使用しているケースもあります。
つまり、必ずしも体に悪いものばかりとは限らないということです。
食品の安全という面では、長所にも短所にもなると言えます。
食品の安全をしっかり考えるならば、この酸化防止剤について注意深く調べておきましょう。
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2010年02月11日

香料の安全性

食品に対し、香りをつけることで食欲を増大させる働きを持つ、香料。
一部味を付けることもあり、添加物としてはよく使用される機会が多いようです。
多くの食品は、たとえ原材料に限りなく近い物であっても、この香料だけは使用しているというケースが目立ちます。
それくらい香料は食品において重要な添加物と言えるのでしょう。

そんな香料ですが、果たして他の合成添加物同様、食品の安全上よろしくないのでしょうか。
結論から言えば、香料にも天然と合成があり、合成添加物の場合はあまり体によくない材料を使っています。
石油から得られるアセチレン、あるいはエチレンなどがそうですね。
脂肪酸なども用いる機会が多いようです。
こういったものは、体にとっていきなり極端な害を及ぼすことはないかもしれませんが、積もり積もった場合はどうなるか保障はできません。
食品の安全を第一に考えるなら、あまり使用してほしくないものと言えます。

では、一方の天然香料はいかがでしょうか。
基本的に、天然香料は植物油を使用するケースがほとんどです。
ただ、この天然香料にはやや製造過程における、製作サイドに対しての欠点が多いとされています。
例えば、植物の収穫時期は限られているので、需要の変化に対しての対応が難しい、気候によって生産量、質が変動する、基本的に高価である・・・といった点などです。
こういった欠点があるので、商品価値としてみると、コスト面での不安は拭えず、積極的に使用するという姿勢はあまり見られません。
高級志向の食品以外には、あまり使われていないのが現状です。
食品の安全を重視している今でも、その流れは変わりそうにないですね。
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2010年02月03日

甘味料の安全性

甘味料も、添加物の一つとして有名なものですね。
食品の安全を考える場合、この甘味料についても一考の余地があるかと思います。

甘味料は、その名が示すとおり、甘さを補う為の添加物です。
調味料の一つに数えられるかと思います。
つまり、食品に該当するというわけです。
しかし現状では、食品としてより添加物として扱われるケースのほうが多く、甘味料というと添加物という印象が色濃いようです。

一方、砂糖や蜂蜜に関しては、食品という見方も根強くあります。
特に蜂蜜や水あめに関しては、単独で食す人も多く、食品のカテゴリーに入るのでは、という意見が多いのもうなずけるところです。
一方、果糖やエリスリトールなどに関しては、添加物の印象が強いようです。
どちらも甘味料に違いはないので、結局のところ定義はあいまいと言わざるを得ません。

そんな甘味料ですが、他の添加物同様、天然と合成があります。
天然の甘味料は、砂糖、蜂蜜、メープルシロップなどです。
ブトウ糖もこちらに入ります。
一方の合成添加物は、エリスリトール、マルチトール 、ステビア加工の甘味料などです。

ただ、甘味料に関しては、もう一つカテゴリーがあります。
食品添加物の甘味料という、食品には存在しない甘み成分を人工合成したもので、さらに化学色の強いものです。
サッカリン、アスパルテーム、キシリトール、パラチノースなどです。
キシリトールなどは、ガムのCM等でよく耳にすることもあるでしょう。

これらの甘味料に関しては、香料同様、食品の安全上あまりにも好ましくない、といった物質はほとんど含まれてはいません。
しかし、まったく問題ないというわけでもありません。
天然素材ではどうしても出ない甘さを出す為に、ある程度体によくないものも使用しているのが現状でしょう。
食品の安全を考える上で、そういったものに対する意識もこれから変わってくるかもしれません。
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